JFEシステムズは2019年11月7日、自社開発のSAPユーザー向け経営分析テンプレート「KPIMart」の最新版として、ROIC(Return On Invested Capital:投下資本利益率)経営管理に対応した「KPIMart ROIC Model」を発表した。2020年年初から販売する。
KPIMartは、BIツール「SAP BusinessObjects」をベースにして、SAP ERPのデータ構造を前提に定義した経営分析向けテンプレートである(図1)。2009年に販売を開始しており、2019年6月にはSAP S/4HANA対応版をリリースしている。
図1:KPIMartの機能概念図(出典:JFEシステムズ)拡大画像表示
さらに今回、2018年のコーポレートガバナンス・コード一部改定で注目されている「ROIC経営」を実現するための機能として、データウェアハウスにSAP HANAを採用したKPIMart ROIC Modelを開発した。
KPIMart ROIC Modelは、管理会計向けに、SAP S/4HANAのB/SデータをSAP HANAのインメモリー上で高速に事業別に分割する。さらに、ROICと成長性をクロスした「ROICポートフォーリオ」を経営ダッシュボードとして提供し、S&OPの評価や事業投資の意思決定を支援する。
価格(税別)は、KPIMart BASICのソフトウェアライセンスが700万円。KPIMart ROIC Modelのソフトウェアライセンスは未定(2020年年初発表予定)。導入費用(90日導入テンプレート)は、960万円。
JFEシステムズ / S&OP / SAP / コーポレートガバナンス・コード / 財務
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