米UiPath日本法人は2019年12月9日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェアとSalesforce Marketing Cloudを連携できるコネクタ「Connector for Salesforce Marketing Cloud」の提供を開始した。UiPathのマーケットプレイス「UiPath Go!」からダウンロードして入手できる。
米UiPathの「Connector for Salesforce Marketing Cloud」は、RPAソフトウェア「UiPath」と米Salesforce.comが提供するB2C MA(マーケティングオートメーション)サービス「Salesforce Marketing Cloud」を連携させるコネクタソフトウェアである。
マーケティング業務担当部署は、Salesforce Marketing Cloudを社内の他システムと連携させたうえで、Salesforce Marketing Cloud上から、メール送信、ショートメッセージ送信、顧客情報管理データの取得・更新といった作業を自動で行えるようになる。
APIを使ってデータ連携する仕組みであり、Webブラウザを介さずに連携できる。Salesforce Marketing Cloudの画面が変更になっても、影響を受けることなくデータを連携できる。
なお、同コネクタは、三井住友カードが顧客コミュニケーションサービスに採用している。