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TIS、Oracle EBSの継続利用をトータルで支援するSIサービスを提供

2019年12月23日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISは2019年12月23日、「Oracle E-Business Suite」(Oracle EBS)の活用を支援する「Oracle EBSモダナイゼーションサービス」を発表した。Oracle EBSの継続利用に向けたアセスメントやバージョンアップ、クラウド移行サービスなどを提供する。価格(税別)は、アセスメントサービスが300万円から。販売目標は、2022年までに20社。

 Oracle EBSモダナイゼーションサービスは、Oracle EBSの継続利用をトータルに支援するSIサービスである(図1)。Oracle EBSを導入しているユーザー企業に向けて、継続利用を目的としたアセスメントを行い、バージョンアップや新規機能開発、クラウド移行、運用保守サポートまでをワンストップで提供する。

図1:「Oracle EBSモダナイゼーションサービス」の全体像(出典:TIS)図1:「Oracle EBSモダナイゼーションサービス」の全体像(出典:TIS)
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 まず、アセスメントサービスとして、現行の業務要件、アドオン機能、非機能要件などを調査して見える化し、多軸的に選択肢や移行方法を評価する。「ヒアリング」、「アドオン調査/移行方式検討」、「コンバージョン選定評価」、「結果報告」、――の4つのステップでマイグレーション方針を評価選定する。

 移行方法としては、「EBSのアップグレード」「機能拡張」「ホスティング」「ERP Cloudへの移行」など、複数の選択肢を用意する。

 EBSのアップグレードでは、Oracle EBSの再セットアップや過去データの移行リスクを最小限にする方法として、標準的なアップグレード手法である「テクニカルアップグレード」(Oracle EBSに必要なパッチを適用)と、「インストールアップグレード」(新規サーバーを準備し、Oracle EBSのインストールと再セットアップを行う手法)を組み合わせて提供する。また、移行先基盤の選択肢として、DBマイグレーションによるクラウド移行も提供する。

 背景について同社は、Oracle EBSユーザーには、導入時の業務要件に応じた各種アドオン開発などを理由に、単純なクラウドサービスへの移行が難しいという課題を挙げる。そこでTISは、Oracle EBSの導入・アップグレードで培ったノウハウを基に、継続利用に向けた移行を支援するサービスを提供する。

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