インターネットイニシアティブ(IIJ)は2020年1月22日、クラウドサービスのラインアップを拡充し、Googleのクラウドサービス「Google Cloud Platform(GCP)」のライセンス販売を同日付で開始したと発表した。料金は、個別見積もり。
IIJはこれまで、自社のクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)インフラストラクチャーP2」のほか、「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」「Microsoft Office 365」「VMware Cloud on AWS」などのクラウドサービスを販売してきた。
今回、販売するクラウドサービスのラインアップを拡充した。各種クラウドサービスのライセンスを販売する「IIJクラウドサブスクリプションライセンス」のサービスラインアップにGCPを追加し、「IIJクラウドサブスクリプションライセンス/GCP」として提供する。
ライセンスの販売に加えて、製品サポートも別途有料で提供する。また、今後は、GCPに加えてSaaS型のグループウェアである「G Suite」のライセンスも販売する予定である。
なお、IIJは、GCPのリージョンとユーザーサイトの間を閉域網で接続する「IIJクラウドエクスチェンジサービス」を提供している。これを併用することで、安全なネットワーク環境下でマルチクラウド環境を構築・運用できる。