キヤノンITソリューションズは2020年1月24日、JX手順のクライアント通信ソフトウェアの新版「EDI-Master B2B for JX-Client Ver2.2」を発表した。新版では、SSLクライアント証明書の取り込みと更新を自動化し、電子証明書の運用負荷を軽減した。同日販売を開始した。価格(税別)は、クライアント証明書(3年)付きが13万5000円で、クライアント証明書なしが12万円。
EDI-Master B2B for JX-Clientは、インターネットを使ったEDI(電子データ交換)向けの通信手順の1つである。特徴は、クライアント(卸業者)がサーバー(小売業)に対して定期的に情報を取得しにいくプル型のモデルを採用していることである。クライアントPCにJX手順のクライアントソフトウェアを導入するだけでEDIに参加できるため、小規模な卸会社でも導入しやすい。
これに対して,他のEDIプロトコルの多くは、小売業と卸業者の双方にサーバーソフトウェアを導入し、取引データの発生時に相手にデータを送信するプッシュ型のデータ配信モデルを採用している。EDIサーバーの運用が必要となるため、中小企業では導入が難しいという問題がある。
JX手順は小規模な卸会社でも導入が容易だが、JX手順のクライアント側でも電子証明書(SSLクライアント証明書)を利用する場合、運用が煩雑になるという難点がある。電子証明書の選定やEDIソフトウェアへの導入作業、電子証明書の更新作業(1~3年サイクル)といった、電子証明書の運用管理の負荷がかかる。
今回、JX手順のクライアントソフトウェアであるEDI-Master B2B for JX-Clientをバージョンアップし、電子証明書の運用負荷を軽減した(図1)。具体的には、インテックが発行する、JX手順に使える流通BMS用のクライアント証明書「EINS/PKI for EDI」をセット化したほか、証明書の申請や導入、更新といった作業を自動化した。ユーザーは、電子証明書の運用負荷を軽減できる。
図1:JX手順のクライアントソフトウェアをバージョンアップし、電子証明書の運用負荷を軽減した。クライアント証明書の取り込みと更新を自動化した(出典:キヤノンITソリューションズ)拡大画像表示
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