[市場動向]

NEC、2021年度に「新卒ジョブ型採用」を導入、キャリア採用ポジションの門戸を学生に拡大

2020年4月2日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2020年4月2日、2021年度の新卒採用計画を発表した。役割に応じた報酬水準で処遇する新たな仕組み「新卒ジョブ型採用」を導入する。スキルと役割のマッチングが成立する場合は、キャリア採用ポジションの格付けで採用し、職務ベースで月収を設定する。また、キャリア採用も拡大する。

 NECは、2021年度(2020年10月入社および2021年4月入社)の新卒採用計画として「新卒ジョブ型採用」を導入する。優秀な人材に対しては、学歴別初任給ではなく、本人が担う役割に応じた報酬水準で処遇する。

 具体的には、「データサイエンス」、「サイバーセキュリティ」、「DXビジネス」、「AI創薬」など、一部のキャリア採用ポジションの門戸を学生に拡大する。学生が持つスキルと入社後の役割をマッチングし、成立する場合はキャリア採用ポジションの格付けで採用、職務ベースで月収を設定する。

 大学卒(大学院卒、博士卒を含む)および高専卒の採用数は、2020年度と2021年度で同じ。NEC本体では、事務系が200人、技術系が300人で、合計500人。国内の連結子会社を含めると合計で1500人。

 また、即戦力として活躍可能な高度な専門性を持つ人材の獲得を加速するため、キャリア採用(経験者採用)も拡大する。2020年度のキャリア採用は、前年度比100人増の400人を採用する計画である。

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