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バイタリフィ、AIによる顔認証を実現するソフトウェア開発キットを提供開始

2020年4月22日(水)IT Leaders編集部

ベトナムでのオフショア開発やスマートフォン・Webアプリケーションの企画開発を行うバイタリフィと同社子会社のベトナムVitalify Asiaは2020年4月21日、AIアプリケーション開発サービス「Mobile AI Lab」において、顔認証機能の実装のためのソフトウェア開発キット(SDK)「MAL Face Recognition」を提供開始した。

 MAL Face Recognitionは、画像から顔認証ができるソフトウェア開発キットである。顔画像を登録したあと、再度顔画像を入力した時に、登録済みの顔かどうかを判別できる(画面1)。AIモデルは、最初の登録時も含め、Android/iOSのデバイス上でスタンドアローン型で動作する。

画面1:MAL Face Recognitionを組み込んだアプリ画面の例(出典:バイタリフィ)画面1:MAL Face Recognitionを組み込んだアプリ画面の例(出典:バイタリフィ)
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 顔認証の精度は、同社の社内テストで94%だったという。アプリケーション内で誤認識時の再認識動作を実装しておくことで、実用上問題のない顔認証精度を確保できるとしている。

 ユーザーのサービスやアプリケーションに組み込み可能なSDKとして提供する。組み込むための開発やカスタマイズにも対応する。無料での試用などの相談も受け付けている。

 アプリケーションの事例として、MAL Face RecognitionのAIモデルを組み込んだ、顔認証による出退勤管理アプリケーション「MAL Time Recorder」をApp Storeで公開している。iPad単体で、利用者の顔登録や、顔認証での出退勤時間の管理、出退勤データ(CSV)の外部システムへの出力が可能だ。

 価格(税別)は、月額300USドル(請求時の為替レートを元に、日本円での支払いも可能)になる。最低契約期間は6カ月間で、デバイスへのインストール数や顔認証数による制限はない。なお、開発期間中は無料。

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