ベトナムでのオフショア開発やスマートフォン・Webアプリケーションの企画開発を行うバイタリフィと同社子会社のベトナムVitalify Asiaは2020年4月21日、AIアプリケーション開発サービス「Mobile AI Lab」において、顔認証機能の実装のためのソフトウェア開発キット(SDK)「MAL Face Recognition」を提供開始した。
MAL Face Recognitionは、画像から顔認証ができるソフトウェア開発キットである。顔画像を登録したあと、再度顔画像を入力した時に、登録済みの顔かどうかを判別できる(画面1)。AIモデルは、最初の登録時も含め、Android/iOSのデバイス上でスタンドアローン型で動作する。
画面1:MAL Face Recognitionを組み込んだアプリ画面の例(出典:バイタリフィ)拡大画像表示
顔認証の精度は、同社の社内テストで94%だったという。アプリケーション内で誤認識時の再認識動作を実装しておくことで、実用上問題のない顔認証精度を確保できるとしている。
ユーザーのサービスやアプリケーションに組み込み可能なSDKとして提供する。組み込むための開発やカスタマイズにも対応する。無料での試用などの相談も受け付けている。
アプリケーションの事例として、MAL Face RecognitionのAIモデルを組み込んだ、顔認証による出退勤管理アプリケーション「MAL Time Recorder」をApp Storeで公開している。iPad単体で、利用者の顔登録や、顔認証での出退勤時間の管理、出退勤データ(CSV)の外部システムへの出力が可能だ。
価格(税別)は、月額300USドル(請求時の為替レートを元に、日本円での支払いも可能)になる。最低契約期間は6カ月間で、デバイスへのインストール数や顔認証数による制限はない。なお、開発期間中は無料。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



