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バージョン管理システム新版「GitLab 13.0」、ボトルネックや無駄を特定しやすく

2020年6月3日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米GitLabは2020年5月22日(現地時間)米GitLabが2020年5月22日(現地時間)、バージョン管理システム「GitLab」の新バージョン「13.0」をリリースしたと発表した。新版では、ボトルネックや無駄を迅速に特定する新機能などを追加した。GitLab日本法人が同日に国内で発表した。

 「GitLab」は、バージョン管理ソフトウェア「Git」を用いたリポジトリサービスの1つである。リポジトリサーバーソフトウェアを提供するほか、リポジトリサーバーソフトウェアをクラウド上にホスティングしてサービスとして提供する。無料プランと有料プランがあり、いずれの場合も、企業ごとにプライベートリポジトリを運用できる。

 今回の新版では、開発効率を高める機能群や、共同作業を支援する機能群、セキュリティ機能群など、各種の機能を強化した。例えば、ボトルネックや無駄を迅速に特定する機能を追加した。要件管理機能も強化し、アプリケーション特有の要件を作成して管理できるようにした。

 今後は、ダッシュボードの機能を高め、Kubernetesクラスタを可視化できるようにする。使用中のクラスタやポッドをすべて一目で確認できるようになる。また、TerraformやKubernetesとの親和性を高め、コードに沿って直接インフラストラクチャを定義できる環境を、今後も継続的に進化させるとしている。

 なお、開発元の米GitLabは、オフィスを持たない企業であり、社員はそれぞれの地域からリモートワークでグローバルの米GitLabに勤務している。2020年3月には、米GitLabとしては初めての試みとして、ローカル地域である日本に現地法人「GitLab合同会社」を設立し、カントリーマネージャを置いている(関連記事バージョン管理システムのGitLabが日本法人を設立、国内事業を強化)。

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