サイバートラストは2020年6月24日、仮想化環境に特化したシステム監視用仮想アプライアンス「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V4.0」の派生製品として、Hyper-V環境で動作する版を発表した。「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V4.0 for Hyper-V」の名称で、同日提供を開始した。
MIRACLE ZBX Virtual Applianceは、システム監視ソフトウェア(SNMPマネージャ)「Zabbix」の商用版「MIRACLE ZBX」(図1)を仮想アプライアンス化した製品である。VMwareのサーバー仮想化環境(VMware ESXi 6.0/6.5/6.7)で動作する版と、AWS(Amazon Web Services)環境で動作する版を用意している(関連記事:サイバートラスト、仮想環境向けシステム監視ソフトに新版「MIRACLE ZBX VA 4.0」)。
図1:「Zabbix」と「MIRACLE ZBX」の違い(出典:サイバートラスト)拡大画像表示
今回、サーバー仮想化環境の選択肢を増やし、Hyper-V環境で動作する版を用意した。これまでも、別途サイバートラストに相談することによって、Hyper-V環境で動作する版を得ることができていた。今回、カタログ製品としてHyper-V版を最初から用意した形である。
機能はすべて、標準版(VMware版)に準じる。システム監視ソフトウェアの現行版(MIRACLE ZBX 4.0)をベースにしている。MIRACLE ZBX 4.0での機能強化点である「アラートメール停止機能」や、Zabbix 4.0の機能強化点を利用できる。
価格は、既存の標準版(VMware版)と同一である。監視対象100台未満の価格(税別)は、年間インシデント数5件までの「MIRACLE ZBX サポートインシデント」付きが年額60万円から。年間インシデント数無制限の「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」付きが、1年で120万円から。
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