TISは2020年8月3日、インドのソフトウェア会社であるRobert Bosch Engineering & Business Solutions(RBEI)と、SAP ERP事業で協業すると発表した。RBEIが開発した組立製造業向けSAP S/4HANAテンプレート「MantHANA(モンタナ)」を用いて、日本の組立製造業へのERP事業の展開を強化する。2025年までに組立製造業の業務改革案件を10件以上獲得するとしている。
TISは、インドのRBEIと協業し、日本の組立製造業へのERP事業の展開を強化する。TISの国内製造業向けERP導入実績および日本の企業文化・商習慣へのノウハウと、RBEIが開発した組立製造業向けSAP S/4HANAテンプレート「MantHANA(モンタナ)」(図1)を組み合わせる。
図1:RBEIの組立製造業向けSAP S/4HANAテンプレート「MantHANA」の概要(出典:TIS)拡大画像表示
MantHANAは、SAP S/4HANAを中心に構成した組立製造業向けテンプレートである。各種の業務シナリオをSAP S/4HANAで実装した実績を基に、組立製造業のビジネスモデルを網羅している。本テンプレートの利用によって、通常のSAP S/4HANA導入プロジェクトに比べ、プロジェクトリスクを低減しながら導入期間を30%以上短縮できるとしている。
事業の背景として同社は、日本の製造業を取り巻く環境が不透明さを増している状況を挙げる。SAP S/4HANAの機能を組立製造業向けに最適化したテンプレートを持つRBEIと協業することで、日本の製造業向けビジネスの拡大を目指す。
なお、RBEIは、1990年に設立された社員2万人以上を抱えるソフトウェア開発企業である。SAP製品を中心に、ボッシュ(Bosch)グループ世界27カ国、計120拠点以上へのシステム導入の経験がある。
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