レッドハットは2020年9月1日、同日付でダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン(Dirk-Peter van Leeuwen)氏が暫定社長に就任したと発表した。望月弘一氏は2020年8月31日付けで代表取締役社長を退任した。ルーウェン氏は、日本法人の暫定社長と、米Red Hatのアジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを兼務する。
2020年9月1日付で、レッドハットの暫定社長に、ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン(Dirk-Peter van Leeuwen)氏が就任した(写真1)。米Red Hatのアジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを兼務する。
2015年11月の就任から5年弱、レッドハットの代表取締役社長を務めた望月弘一氏は、同年8月31日付けで同職を退任した(関連記事:レッドハットの望月弘一・新社長が推進する“日本発”のオープンオーガニゼーションとは)。なお、望月氏は同年9月1日付けで日本ヒューレット・パッカード(HPE)の代表取締役 社長執行役員に就任した(関連記事:日本ヒューレット・パッカード、2020年9月付で新社長に望月弘一氏が就任)。
レッドハット暫定社長に就いたルーウェン氏は、米Red Hatのアジア太平洋地域および日本におけるシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーとして、アジア太平洋地域全体のビジネス拡大、マーケティング、サービスを統括している。
同氏は2004年に米Red Hatに入社。ベルギー、オランダ、ルクセンブルク(ベネルクス3カ国)における事業の立ち上げに関わった後、中央ヨーロッパ全体、および東ヨーロッパを担当した。2009年9月にシンガポールに赴任以降、アジア太平洋地域の収益がほぼ5倍に増加している。