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[市場動向]

NECがAWSとコーポレートレベルで協業、AWS資格保有者を3年間で倍増させ3000人体制に

2020年11月13日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2020年11月13日、米Amazon Web Services(AWS)とコーポレートレベルの戦略的協業契約を締結したと発表した。NECは、AWS支援のもとでAWS導入に向けた提供メニューを開発・提供するとともに、AWS認定資格保有者を3年間で倍増し、現在の1500人から3000人体制にする。

 NECは、米AWSとコーポレートレベルで協業する。

 NECは、NECグループのAWS認定資格保有者を倍増させ、デリバリ体制を強化する。現在の1500人から、今後3年間で新たに1500人を増強し、合計で3000人体制にする。デリバリ体制を強化することで、大規模なクラウドシステムの構築案件にも継続的に対応できるようにする。

 サービス商材面では、業種特有のレギュレーションに準拠したマネージドサービスを開発して提供する。金融機関におけるFISC、医療情報システムの安全基準に関するガイドライン、官公庁におけるISMAPなど、クラウドの利用にあたって必要になる業種特有のレギュレーションに準拠する。

 大規模でミッションクリティカルなシステムにもAWSを適用できるように、コンサルティング、構築、マイグレーション、運用などを一貫して提供する提案型のメニューも開発する。NECにおいても、グループ会社のアビームコンサルティングと連携し、自社で利用している大規模なSAPシステムをAWSで稼働させるプロジェクトを2020年7月に開始している。こうした経験で得た知見を活用する。

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