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セゾン情報、企業内に存在するデータを把握してカタログ化する新製品「HULFT DataCatalog」

2020年11月27日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セゾン情報システムズは2020年11月27日、企業内に分散して存在しているデータを自動で把握してカタログ化するソフトウェア「HULFT DataCatalog 1.0」を発表した。2020年12月24日から提供する。容易にデータを活用できるようにする。価格(税別)は、買取型のライセンスが300万円から。サポート費用は年額60万円から。月額ライセンスは、サポートを含んで月額17万5000円から。

 セゾン情報システムズの「HULFT DataCatalog」は、企業内に存在するさまざまなデータを対象に、メタデータ(データを管理するための情報)を自動で収集し、データカタログを構築するソフトウェアである。企業内の、どこに、どのようなデータがあるかを、自動的に収集・整理してカタログ化する(図1)。

図1:HULFT DataCatalogの概要(出典:セゾン情報システムズ)図1:HULFT DataCatalogの概要(出典:セゾン情報システムズ)
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 作成したデータカタログを通じて、社内のデータ全体を探索できる。検索機能では、義語・類語・関連語をあわせて検索し、関連スコアが高いデータをソートして表示する。データを発見して活用できるようになる。修正作業が必要なデータの品質を確認・共有する作業にも役立つ。個人情報や機密情報など取扱いに注意が必要なデータも把握しやすくなる。

 メタデータの用語と意味を統一する機能も提供する。語彙の不統一によるメタデータの付与や解釈の間違いを防ぐ。定義した用語でメタデータをデータとひも付けるよう促すことで、「意味」による検索をより容易にする。

 自動で取得するメタデータに加えて、利用者が手動でメタデータを付与することもできる。メタデータを評価したりコメントを付けたりすることもできる。複数の利用者による共同作業でメタデータをより良くできる。

 製品提供の背景として同社は、データの活用は重要である一方で、大多数の企業は上手くデータを活用できていない状況を挙げる。「企業内に存在しているデータは、様々な形式で分散保存・管理されており、どこにどのようなデータがあるかを十分に把握できていないのが現状である」(同社)

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セゾン情報システムズ / HULFT DataCatalog

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