世界最大の貨幣処理機メーカーであるグローリー(本社:兵庫県姫路市)は、間接材の購買業務を全社で効率化するため、2021年1月から日本IBMに購買業務をアウトソースした。対象とする間接材は、オフィス機器や社用車のリースなど、製造業務以外のすべての製品やサービス80品目以上である。今後、BPOのスコープを経理や人事に広げていく計画である。日本IBMが同年3月17日に発表した。
グローリーは2021年1月、間接材の購買業務を日本IBMにアウトソースした。購買業務を全社で効率化し、コストを削減する狙いがある。購買対象の間接材は、事務用品やオフィス機器、社用車のリースなど、80品目以上である。グローリーの中核事業である製造業務を除いた製品やサービスが対象である。今後、BPOのスコープを経理や人事に広げていく計画である。
購買業務をアウトソースしたことによる効果として、取引先の選定、価格交渉、発注、支払指示といった購買業務を集中して行う体制を構築できた。取引先の集約や、より適した価格の見積もりができるようになった。これにより、業務を効率化してコストを削減できるようになった。
グローリーでは、BPOサービスの利用にあたり、購買業務を見直し、標準化やデジタル化を進めている。これにより、さらに業務を効率化できるとしている。
BPOサービスを提供する日本IBMは、IBMの購買部門の知見を生かし、間接材の各品目について、ソーシング戦略の策定、サプライヤーの選定、価格交渉、などを支援している。さらに、購買オペレーション業務の経験やスキルを持つIBMの中国・大連の人員を活用したオペレーションBPOサービスを利用し、低コストでオペレーションを実施する。
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