ウイングアーク1stは2021年6月21日、OCR(光学文字認識)機能を備えた文書管理ソフトウェア「SPA」のクラウドサービス版「SPA Cloud」の新版をリリースした。新版では非定型帳票を読み取る機能を高め、帳票内の明細表を読み取れるようにしている。価格(税別)は月額5万円(10ユーザー)から。
ウイングアーク1stの「SPA」は、OCR機能を備えた文書管理ソフトウェアである。認識率を高める方法として、4種類のOCRエンジンを用意。それぞれが得意とする領域に応じて、読み取る項目の単位でOCRエンジンを切り替える。手書き文字も認識する(関連記事:ウイングアーク1st、文書管理クラウド「SPA Cloud」を強化、非定型帳票のOCRが可能に)。
クラウド版の「SPA Cloud」は、OCRエンジンとして「ABBYY FineReader Engine」、AI-OCRエンジンとして「WingArc Data Capture」「Tegaki」「DEEP READ」を採用している。
今回、SPA Cloudのバージョンアップでは、非定型帳票を読み取り性能を高め、帳票内の明細表を読み取れるようにした。明細表の読み取り対象の見出し項目を指定することで、位置を指定することなく明細をデータ化する。具体的には、指定した見出し項目を含む表の明細行または明細列のテキストを繰り返し読み取るように設定できる(画面1)。
画面1:非定型帳票を読み取る機能を高め、帳票内の明細表を読み取れるようにした(提供:ウイングアーク1st)拡大画像表示
新版ではまた、SPA Cloudに搭載している4つのOCRのうち、「WingArc Data Capture」だけが読み取れていたチェックボックスと丸囲い項目について、新たに「Tegaki」および「DEEP READ」でも読み取りが行えるようになった。1つの項目に対して複数のOCRエンジンでデータ化するデータコンペアの対象にチェックボックスと丸囲い項目が加わり、データ化の精度が向上している。
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