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データ連携ソフト「ASTERIA Warp」新版、テレワークを考慮して開発ツールとの通信をSSL/TLS化

2021年6月24日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アステリアは2021年6月22日、企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェア「ASTERIA Warp」シリーズの新版を発表した。同年6月25日から提供する。新版では、テレワーク環境での開発を考慮して、開発ツールとの通信をSSL/TLS化したほか、SlackやTeamsなどと連携するためのデータ連携アダプタを追加した。価格(税別)は、フル機能版のASTERIA Warpが480万円から、中小企業向けに機能を絞ったASTERIA Warp Coreが月額3万円から。

 アステリアの「ASTERIA Warp」は、企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェアである。異なるシステム同士をノンプログラミングでのデータ連携を可能にする(関連記事データ連携ソフトウェア「ASTERIA Warp」新版、大容量データ処理時のメモリー消費を抑制画面1)。半年ごとにバージョンアップしており、新版(2021年6月版)をリリースした。

画面1:ASTERIA Warpの開発画面(出典:アステリア)画面1:ASTERIA Warpの開発画面(出典:アステリア)
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 各種のアダプタを介して、業務アプリケーションやデータベースサーバーなどに接続できる。これらのデータを、ルールに基づいて変換し、外部システムに引き渡す運用に対応する。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、各種の条件に合わせてバッチジョブを駆動できる。

 新版では、テレワーク環境下での開発に合わせて、開発環境(フローデザイナー)とASTERIA Warpサーバーとの通信をSSL/TLS化した。出社またはVPN経由で社内LAN上での開発スタイルに加えて、自宅を含めたリモートオフィスなどからの開発をサポートする。

 テレワーク環境に合わせた機能拡張として、SlackやMicrosoft Teamsなどのコミニュケーションプラットフォームとのデータ連携アダプタを追加した。また、Teams、Googleスプレッドシート、Microsoft 365/Office 365などの連携アダプタをはじめ27種類のシステムやサービスに接続する連携アダプタをパッケージにした「マルチセレクトオプションパック」を追加した。

 マルチセレクトオプションパックは、スペックに応じた規定数(3個~無制限)のアダプタを選択し、割引価格で購入できる。価格は、オプションパック Gold(3ライセンス)が160万円または月額4万円、同 Platinum(5ライセンス)が240万円または月額6万円、同 Unlimited(無制限)が400万円または月額10万円となっている。

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