アステリアは2020年12月23日、EAI(アプリケーション統合)ソフトウェア「ASTERIA Warp」シリーズの新版を発表した。2020年12月25日から提供する。新版では、処理中のデータを一時的にファイルに保持してメモリー消費を抑制する機能を追加した。価格(税別)は、フル機能版のASTERIA Warpが480万円から、中小企業向けに機能を絞ったASTERIA Warp Coreが月額3万円から。
ASTERIA Warpは、異なるシステム同士をノンプログラミングでデータ連携させることができる、EAI(アプリケーション統合)ソフトウェアである(関連記事:アステリア、データ連携ソフトASTERIA Warp新版「1912」、マッパー機能やUIを強化)。半年ごとにバージョンアップしている。今回、最新版(2020年12月版)を発表した。
各種のアダプタを介して業務アプリケーションやデータベースサーバーなどに接続できる。これらのデータをルールに基づいて変換し、外部システムに引き渡すことができる。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、外部プログラムの起動など各種の条件に合わせてバッチジョブを駆動できる。
新版では、大容量データを処理する用途に向けて、処理中のデータを一時的にファイルに保持してメモリー消費を抑制する機能「High Capacity Stream」(HCS)を追加した。UXも改善した(写真1)。マッピング画面において項目を表示しない設定を追加した。項目が多い場合のマッピング作業が簡単になる。このほか、Gmailアダプターの追加など、接続機能も高めた。
写真1:ASTERIA Warpを用いたシステム開発の様子(出典:アステリア)拡大画像表示
アステリア / ASTERIA Warp / EAI
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