アシストは2021年7月1日、ERP(統合基幹業務システム)であるSAP S/4HANAの構築と移行を支援するSIサービス「のまわりソリューション for SAPシステム」を開始した。構築・移行の全工程を「企画・要件定義」「実装」「運用・サービス」の3つのフェーズに分け、システムの現状把握から、海外を含む複数拠点への展開までをトータルに支援する。
アシストの「のまわりソリューション for SAPシステム」は、ERP(統合基幹業務システム)であるSAP S/4HANA(画面1)の構築と移行を支援するSIサービスである。構築・移行の全工程を「企画・要件定義」「実装」「運用・サービス」の3つのフェーズに分け、システムの現状把握から、海外を含む複数拠点への展開までをトータルに支援する(図1)。
画面1:「SAP S/4HANA」の画面例(出典:独SAP)拡大画像表示
図1:「のまわりソリューション for SAPシステム」は、SAP S/4HANAの構築と移行について、要点定義から実装、運用まで全工程をカバーする(出典:アシスト)拡大画像表示
企画・要件定義フェーズでは、移行のアセスメントを実施し、検証環境を構築する。Panayaのツールを使ってSAPの移行による影響を自動で分析する。検証環境は、仮想データベースを運用できる仮想ストレージ製品であるDelphixを用いて構築する。
実装フェーズでは、データを移行し、アドオンの削減などを実施する。Paxataのデータプレパレーションツールや、データ連携ツールのDataSpider、業務ロジックをアプリケーションから分離して管理するBRMSツールのProgress Corticon、BIツールのWebFOCUS、機能テストのUFT Oneや負荷テストのLoadRunnerなどを利用する。
運用・サービスフェーズでは、データ活用、運用の効率化と標準化、グローバル拠点への順次展開(ロールアウト)などを実施する。利用部門自身でデータを分析するQlik Sense、ジョブを自動実行するJP1、運用を自動化するOperations Orchestration、画面の操作方法をナビゲートするテックタッチなどを利用する。
アシスト / S/4HANA / SAP / DataSpider / Paxata / テックタッチ / データプレパレーション / Delphix / BRMS / Progress Software
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



