アイ・エス・アイソフトウェアー(ISIソフトウェアー)は2021年7月14日、英Blue PrismのRPAソフトウェアを利用した月額制の業務代行サービス「Managed Service」を発表した。
ISIソフトウェアーの「Managed Service」は、Blue PrismのRPAロボットを用いた月額制の業務代行サービスである。月15時間程度の業務から月80時間を超えるような業務まで、ユーザーのニーズに合わせて業務を代行する。RPAロボットの保守・メンテナンスは、すべてISIソフトウェアーが行う。
ユーザーは、Managed Serviceを利用することで、Blue Prismのライセンスを購入する前にRPAロボットの効果を検証できる。また、ロボットの開発者が不足しているなどの理由からRPAが限定的な利用にとどまっている状況を解消できるとしている。
個別業務に対応する。対象業務の例として、「Excelへのデータ入出力」「クラウドサービスとの連携」「Webブラウザ操作」「報告書などの資料作成」などがある。
ISIソフトウェアーは今後、ユーザーに対してBlue Prismを活用したアジャイル開発体制を構築支援も提供する予定である。
サービス提供の背景として同社は、RPAの導入が進む一方で、ロボットを開発できる人材がいない/運用ルールを決められない問題などを理由に、RPAが個人単位の業務効率化にとどまり、企業全体での活用が進んでいない現状を挙げている。