TBSホールディングスは、新型コロナウイルスワクチンの職域接種管理システムを3週間以内で構築した。グループ会社や関係者合わせて1万人規模が利用する。Google Cloudのノーコードアプリケーション開発基盤「AppSheet」を用いて構築した。同システムを構築した吉積情報が2021年8月10日に発表した。
TBSホールディングスは、新型コロナウイルスワクチンの職域接種開始まで3週間程度と時間が差し迫った中、ワクチンの接種予約と受付管理のシステムをGoogle Cloudのノーコードアプリケーション開発プラットホーム「AppSheet」で構築した(図1)。TBSテレビなどのグループ会社や関係者を合わせてグループ1万人規模が利用する。
図1:AppSheetを用いたアプリケーション作成イメージ(出典:吉積情報)拡大画像表示
TBSホールディングスは、AppSheetを活用したノーコード開発により、各部署の単位でGoogleスプレッドシートに入力した接種情報を、Google Apps Scriptを使って随時マスターデータベースに集約する。接種会場では、AppSheetで構築したアプリケーションを介してデータベースに接続する。これにより、接種の受付や2回目の予約、接種後のトレーサビリティなどを迅速かつ確実に行えるようにした。
システムを構築したことで、職域接種に関する一連の作業を効率的に行えるようになった。さらに、AppSheet経由でマスターデータベースにアクセスする仕組みとしたことで、不必要なデータ閲覧を防ぎ、プライバシーを守れるようになった。
TBSホールディングスは今後、AppSheetとGoogle Cloudを用いてさまざまな業務アプリケーションの開発を行っていく。現場の業務担当者自らアプリケーション開発・
TBSホールディングス / AppSheet / Google Cloud / ローコード / 放送 / 吉積情報 / 新型コロナウイルス / メディア
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



