SAPジャパンは2021年8月16日、金融サービス業界向けジョイントベンチャー「SAP Fioneer(ファイオニア)」が2021年9月1日付でグローバルに設立されることを受け、日本法人「SAP Fioneerジャパン株式会社」を同日に設立すると発表した。
SAP Fioneer(ファイオニア)は、金融サービス業界に特化してSAPの製品・サービス/サポートを提供することを目的にした合弁会社である。独SAPと投資会社の独Dediqのジョイントベンチャーとして2021年9月1日付でグローバルに設立する。SAP FioneerのCEOには、独SAPのシニアバイスプレジデントでサービス産業事業を統括しているDirk Kruse氏が就任する。
グローバルでの新会社設立に合わせて、SAPジャパンは、SAP Fioneerの日本法人、SAP Fioneerジャパンを同日付で設立する。新会社の代表取締役社長には、現在SAPジャパンでインダストリー&カスタマーアドバイザリー統括本部デジタル・インダストリー・ソリューション第1部部長を務める石浦謙氏が就任。また、SAPジャパン代表取締役社長の鈴木洋史氏が、現職に加えてSAP Fioneerジャパンの社外取締役に就任する。
SAP Fioneerジャパンは。SAPジャパンと連携しながら、日本の金融サービス業界を支援していく。コアバンキング、コアインシュアランス、金融業界特有の財務サービスなどに注力し、金融サービス業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)とコスト最適化のニーズに応えることを目指すとしている。