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日立ソリューションズ、各種データを仮想統合する「Denodo Platform」を販売

2021年9月15日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2021年9月15日、データ仮想化ミドルウェア「Denodo Platform」(開発元:米Denodo Technologies)の販売を同年9月16日から開始すると発表した。データベースやWebサービスなど各種のデータソースを生データのまま仮想化し、ユーザーのニーズに応じたデータ活用を支援する。価格は個別見積もり。

 日立ソリューションズが販売を開始した「Denodo Platform」は、米Denodo Technologiesのデータ仮想化ミドルウェアである。データベースやクラウドサービス、CSVファイルなど、各種のデータソースを複製することなく生データのまま仮想化し、ユーザーのニーズに応じたデータ活用を支援する。仮想化したデータに対して、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトなどから各種のインタフェースでアクセスできる(図1関連記事データソースを仮想化するミドルウェア「Denodo Platform 8.0」、GraphGLでアクセス可能に)。

図1:データを仮想的に統合するDenodo Platformの概要(出典:日立ソリューションズ)図1:データを仮想的に統合するDenodo Platformの概要(出典:日立ソリューションズ)
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 Denodo Platformは、従来の物理的なデータ統合手法とは異なり、社内システムからクラウドサービスまで、企業に散在する多種多様なデータを、それぞれのデータソースに置いたまま仮想的なデータレイヤーに統合する。システム担当者は、データを加工する作業やコストの削減を図れる。利用するデータのアクセス統制ポリシーを一元管理でき、データガバナンスの仕組みとしても活用できる。

 主に、複数のデータソースに接続してデータを収集する機能、収集するデータを結合し、任意の切り口でデータモデルを定義する機能、SQLやREST APIなど各種のインタフェースでデータモデルにアクセスする機能で構成する。データモデルの定義など、全操作はWeb上で行える。

 日立ソリューションズは、Denodo Platformのライセンス販売に加えて、ユーザー企業の導入から活用までを網羅したSIサービスとして支援する。トラブルが発生した際には同社が1次窓口となり、日本語による問い合わせ対応やナレッジを提供する。また、「他のソリューションとの組み合わせにより、データアクセスの統制やデータの品質管理なども含めて支援する」としている。

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