ネットワールドは2021年10月5日、クラウド移行支援サービス「CloudPath Services」の提供を開始した。20社以上のベンダーの製品・サービスをクラウド(Microsoft Azure、AWS)に移行するための80種類以上のメニューを揃えている。同社はCloudPathの売上を、有料サービス全体における比率で2022年度中に15%、3年後には30%に引き上げる計画である。
ネットワールドの「CloudPath Services」は、オンプレミス環境のデータ、アプリケーション、サーバー、ネットワークなどを対象に、クラウドへのリフト&シフトを支援するSIサービスである。20社以上のベンダーの製品・サービスをクラウド(Microsoft Azure、AWS)に移行するための80種類以上のメニューを揃えている(図1)。
図1:クラウド移行支援サービス「CloudPath Services」の概要(出典:ネットワールド)拡大画像表示
CloudPathのメニューは、個々の製品・サービスを対象に、ワークショップ形式のトレーニング、コンサルティング、移行・構築、導入後のテクニカルQAサービスなどで構成する。ネットワールドがこれまで各製品をオンプレミス環境で提供してきた技術支援サービスをクラウド環境でも提供する。
オンプレミスからクラウドに移行したい製品・サービスやクラウド技術に精通したネットワールドのエンジニアが、ユーザーのシステム規模や目的などをヒアリングした後、移行計画、移行・構築作業、移行後の運用まで支援する。今後、クラウドへのリフト&シフトだけでなく、PaaS連携、コンテナ連携、データ活用技術などにも領域を拡張する予定。
同社は現在、CloudPathの支援体制としてAzureおよびAWSの資格を持つ50人の技術者を擁しており、2021年内中に100人規模に倍増させる計画である。
参考価格の例を挙げている。「Azure移行計画サポートサービスBasic Design共同検証ワークショップ」は50万円から。成果物はアセスメント結果、見積もり、簡易構成図を含むAzure移行計画の提案書になる。「VMware Cloud on AWS構築サービス」と「Horizon Cloud on Azure構築サービス」は共に50万円から。「Azure Virtual Desktop構築サービス」が65万円から。「Azure NetApp Files構築サービス」が100万円から。
CloudPathにおけるリフト&シフトの対象となる製品・サービスのベンダー(2021年10月5日時点)は以下のとおりである。
- AR advanced technology (ZiDOMA)
- Arcserve
- Barracuda Networks
- Citrix Systems
- Cohesity
- Commvault Systems
- Dell Technologies
- Digital Arts
- F5 Networks
- Fortinet
- HashiCorp
- HENNGE
- Kaspersky Lab
- Microsoft
- NetApp
- NetMotion Software
- Passlogy
- Rubrik
- Tenable
- Trend Micro
- Veeam Software
- Veritas Technologies
- VMware
- Yamaha Corporation
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