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SAPジャパン、業務プロセスの定義・実行・分析を支援する「SAP Signavio」を提供

BPMN2.0プロセス定義とプロセスマイニングを融合

2021年10月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SAPジャパンは2021年10月18日、プロセスマイニング/BPMプラットフォーム「SAP Signavio」の提供を開始した。独SAPが買収した独Signavioの製品で、BPMN2.0によるプロセス定義とプロセスマイニングを組み合わせて、企業の業務プロセスの定義・実行・分析サイクルの実施を支援する。同年9月には、プロセスマイニングによる詳細分析の前に全体的な状況を把握するステップとして、ERPの標準プロセスの稼働状況を監視・分析する「SAP Process Insights」も提供開始している。SAPジャパンが同年10月27日に説明会を開き、製品の特徴・機能を紹介した。

 SAPジャパンの「SAP Signavio(シグナビオ)」は、BPMN2.0によるプロセス定義とプロセスマイニングを組み合わせて、企業の業務プロセスの定義・実行・分析サイクルの実施を支援するプラットフォーム製品である。

 独SAPが2021年3月に買収を完了した独Signavioの同名のプロセスマイニングプラットフォームをベースに、後述の5つの製品で構成している。業務部門とIT部門が協業して業務プロセスを改善していくためのコラボレーション製品も用意している(関連記事プロセスマイニングツール「Signavio」はコストやCXを改善するためのプラットフォーム)。

 SAP Signavioにおいて、業務プロセスを定義・管理するのが「Process Manager」と「Journey Modeler」である(図1)。これらにより、業務プロセスをBPMN(Business Process Model Notation)2.0表記法に基づいて定義。プロセスを構成する各ステップの所要時間やリソースなどの情報を合わせて管理可能になる。編集過程のバージョン同士の比較やプロセス変更による所要時間やコストへの影響をシミュレーションすることができる。

図1:業務プロセスを定義・管理する製品「Process Manager」と「Journey Modeler」の概要(出典:SAPジャパン)図1:業務プロセスを定義・管理する「Process Manager」と「Journey Modeler」の概要(出典:SAPジャパン)
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 業務プロセスを詳細に分析するプロセスマイニングツールが「Process Intelligence」である。システムログからプロセスの実行状況を分析し、改善の意思決定を支援する。プロセスの分析結果は、ボタン1つでBPMN2.0に変換して、現状に基づいた改善の検討をSAP Signavioプラットフォーム上で進められる。こうして定義したプロセスモデルに対して、再び実行状況を重ねて確認しながら、プロセス定義・実行・分析のサイクルを回す仕組みである(図2)。

図2:プロセスを分析するプロセスマイニング製品「Process Intelligence」の概要(出典:SAPジャパン)図2:プロセスを分析するプロセスマイニング製品「Process Intelligence」の概要(出典:SAPジャパン)
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 業務部門とIT部門の協働を促進するツールとして、「Process Governance」と「Process Governance Collaborator」を提供する。検討した改善案をクラウド上で共有し、業務ユーザーに公開する。不明点や意見、リクエストなどについて、両者でコミュニケーションをとることができる。合意形成のための承認ワークフロー機能も用意する(図3)。

図3:業務部門とIT部門の協業を促進する製品「Process Governance」と「Process Governance Collaborator」の概要(出典:SAPジャパン)図3:業務部門とIT部門の協業を促進する「Process Governance」と「Process Governance Collaborator」の概要(出典:SAPジャパン)
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●Next:SAP Signavioの効果を高めるSAP Process Insightsの特徴・機能

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