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エンジニアリング・建設業向けSAP S/4HANAプロジェクト管理テンプレートに新版─JFEシステムズ

2021年10月29日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

JFEシステムズは2021年10月28日、SAP S/4HANA用プロジェクト管理テンプレート「SIDEROS PS TEMPLATE for SAP S/4HANA」(以下、SIDEROS PS TEMPLATE)の新版を販売開始した。エンジニアリング業・建設業・情報通信業・製造(受注生産型)業のプロジェクト管理を6カ月の標準導入期間でカバーする。新版では工事(案件)管理機能などのプロジェクト管理機能の強化を図っている。

 JFEシステムズの「SIDEROS PS TEMPLATE」は、エンジニアリング業・建設業・情報通信業・製造(受注生産型)業向けのSAP S/4HANA用プロジェクト管理テンプレートである。S/4HANAの基本モジュール(財務・管理会計、販売、購買・在庫、生産)と、プロジェクト会計、プロジェクト別収益管理、業績管理の融合を図る。標準導入期間は6カ月としている(図1)。

図1:SIDEROS PS TEMPLATEのカバー範囲(赤字:新版での機能強化範囲)(出典:JFEシステムズ)図1:SIDEROS PS TEMPLATEのカバー範囲(赤字:新版での機能強化範囲)(出典:JFEシステムズ)
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 特徴は、従来のERPで重点が置かれていた業務統合に加えて、プロジェクト会計を実現するWBS(Work Breakdown Structure)管理と、BSC(Balance score Card)のKPIを取り入れた経営管理(BPC)を加えていることである。また、可視化においては、JFEシステムズ製のBI(ビジネスインテリジェンス)テンプレート「KPIMart」をバンドルしている。

 新版では、工事(案件)管理機能をはじめとするプロジェクト管理機能の強化を図っている。工事(案件)の受注、計画、購買、工事、竣工、収益管理の一連の業務を統括して管理できるようにした。また、発注を作業単位にひもづけることで、手配の状況を可視化した。レポート機能を強化し、発注した役務・物品の手配状況を工事(案件)の作業ごとに一覧できるようにした。

 テンプレートの対象となるエンジニアリング業は、「通常のMTS(見込生産)、MTO(受注生産)とは異なり、顧客の要求に基づき、設計・仕様から製造、テストまでを一貫とする受注設計生産型(ETO)の生産スタイルを持つ業界のこと。主に精密機器、産業機械、プラント、造船、建材、エンジニアリング、システムなど」である。

 同社はエンジニアリング業の課題として以下を挙げている。「物件規模が大きく、個別プロジェクト収益の振れ幅が業績に影響を与えるため、個々のプロジェクト単位で、引合から検収までの収益・品質・進捗を管理する必要がある。納入後にサービス契約があり、補修や部品交換から数年単位で代替需要を見つけるような側面もある。また、組立製造でエンジニアリングに参入している場合があり、製造と工事のハイブリッド型でプロジェクトを進めることがある」。

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