[調査・レポート]

回答企業の4割が「Windows Server 2012をバージョンアップせずに使い続ける」─ファナティック調査

2021年11月4日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

PCサーバーやストレージ機器を製造・販売しているファナティックは2021年10月22日、Windows Server 2012/2012 R2のサポート終了に伴う更新計画についてのユーザー調査結果を公開した。回答企業の62%が該当OSを業務に使っており、このうちWindows Serverを更新すると答えた企業は60%で、残りの40%は更新しないと回答している。調査は、同年8月1日~9月4日にかけて、同社のメールニュース会員企業を対象にオンラインで実施した。

 マイクロソフトのサーバーOSであるWindows Server 2012(2012年リリース)およびWindows Server 2012 R2(2013年リリース)の延長サポートが2023年10月10日に終了する。なお、前バージョンのWindows Server 2016(2016年リリース)は2027年1月12日に、現行バージョンのWindows Server 2019(2018年リリース)は2029年1月9日にそれぞれ延長サポートが終了する。

 Windows Server 2012/2012 R2の延長サポート終了まで2年を切ったことを受けて、ファナティックは、該当OSのサポート終了に伴う更新計画に関する調査を実施した。ファナティックのメールニュース会員企業を対象に、2021年8月1日~9月4日にかけてオンラインで実施。118件の有効回答を得ている。

 回答した118社のうち74社(62%)が、該当OSを業務に使っていた。該当OSを業務に使っている企業74社のうち、Windows Serverを新バージョンへと更新すると答えた企業は45社(60%)で、残りの29社(40%)は更新しないと回答している。この結果から、バージョンアップせずに当面は使い続けると判断している企業が相当数存在することが明らかになった(図1)。

図1:Windows Server 2012/2012 R2を利用している企業は62%。メーカーが推奨するバージョンアップ対応が多いが、現実を見極めて見送る企業も一定数存在する(出典:ファナティック)
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 図2は、Windows Serverを新バージョンへバージョンアップする意向がある企業が挙げた、バージョンアップを行う理由である。「セキュリティの不安」「サーバー装置の保守切れ」「更新プログラムの終了」など、これまでの慣習に則った対応とみられる。

図2:Windows Serverをバージョンアップする理由(出典:ファナティック)
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 図3は、上記とは逆に、バージョンアップをしない企業が挙げた、その理由である。利用中システムの満足度が高い、費用対効果を見極めるなど、自社の状況に照らし柔軟な判断を行っていることがうかがえる。

図3:Windows Serverをバージョンアップしない理由(出典:ファナティック)
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 なお、ファナティックが公開したレポート(PDF、全10ページ)では、アンケート結果の詳細として、企業がOSをバージョンアップする理由やバージョンアップしない理由のほか、バージョンアップしない企業がOSベンダーなどに求めることなどを掲載している。調査レポートは、ファナティックのWebページからダウンロードして閲覧することができる。

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