本田技研工業は、国内における間接材の調達コストの最適化と業務効率向上を目的に、調達管理システム「Oracle Fusion Cloud Procurement」を採用した。約4000社のサプライヤーと従業員約2万5000人が利用する国内の間接材調達基盤として選択した。クラウドERPにより、経営資源の最適化を図る。日本オラクルが2021年11月11日に発表した。
これまで、本田技研工業および国内主要グループ会社には、それぞれ調達部門が存在し、異なるプロセスとシステムで業務を行っていた。今回、グループ全体の経営資源の有効活用に向け、間接材の調達プロセスを標準化し、システムを1つに統合することにした。
統合先となる調達管理システムには、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」の調達管理システム「Oracle Fusion Cloud Procurement」を採用した。「調達戦略の立案に必要なデータを一元的に蓄積・分析でき、外部環境の変化に対応しながら追加コストを最小限に抑えられる調達基盤」として評価し選定した。
本田技研工業がシステム導入にあたって抽出した新たな要件の大部分がOracle Cloud Procurementの標準プロセスに適合。現在、これらに基づき、購入依頼から見積依頼、価格決定、発注、支払までの調達業務の標準化を進めている。
今後は、取引先の選定理由や過去の取引実績をシステム内に蓄積し、予実管理や最適な取引先選定に向けたデータドリブンな分析を強化する。また、Oracle Fusion Cloud Applicationsの「Oracle Guided Learning」を活用することで、約4000社のサプライヤーと従業員約2万5000人に、新たなプロセスに関するガイドを提示する。
本田技研工業 / Oracle Cloud Procurement / 調達・購買 / Oracle Cloud / 自動車 / 製造 / Oracle
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



