[新製品・サービス]

Sansan、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」を提供

「Eight 企業向けプレミアム」から名称変更し、共通の知り合いを可視化する機能を追加

2021年11月16日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Sansanは2021年11月16日、名刺管理サービス「Eight Team」を発表した。中小企業向けの有料サービス「Eight 企業向けプレミアム」の名称を変更し、共通の知り合いを可視化する機能を追加して提供する。部署やプロジェクトといったチーム内での人脈共有を推進することによって、営業活動を後押しする。価格(税別)は、月額1万円の基本使用料に、1ユーザーあたり月額400円を加えた額になる。

 Sansanの「Eight Team」は、無料の名刺管理サービス/モバイルアプリ「Eight」の有料版である。個人のEightに登録した名刺情報に加えて、チーム内のメンバーが登録している名刺情報を検索・閲覧できる(画面1関連記事Sansanの個人向け名刺管理サービス「Eight」、“複業”パラレルワーカー対応の新機能

画面1:Eight Teamの画面。チームで名刺情報を共有し、検索・閲覧できる(出典:Sansan)画面1:Eight Teamの画面。チームで名刺情報を共有し、検索・閲覧できる(出典:Sansan)
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 既存サービス「Eight 企業向けプレミアム」から名称変更して提供する。Sansanによると、Eight 企業向けプレミアムは、中小規模の企業・団体などを中心に利用されてきたが、部署やプロジェクトなどのチーム単位で利用するケースも多かった。これを受けて今回、企業・団体に限らずチーム単位でも手軽に利用できることを明示するため、サービス名称をEight Teamに変更したという。なお、別ブランドの「Sansan」は、大規模なユーザー環境にも対応する、上位版の名刺管理サービスという位置づけになる。

 名称変更に合わせて、Eightユーザーの共通の知り合いを可視化する新機能を追加した。チームメンバー間で人脈を共有する使い方だけでなく、これまで接点がなかったユーザーを、共通の知人を通じて紹介してもらえるようになる。Eight上で新たな出会いの機会を得られるため、営業機会の幅が広がる。

 新機能では、Eightの連絡先タブに、共通の知り合いがいるEightユーザーをスキルタグごとに分類して表示する。このユーザーの人物詳細を開くと、公開設定している情報に加えて、共通の知り合いが誰かを確認できる。共通の知り合いに対してメッセージで紹介を依頼することで、自分の知り合いのつながりを通じて、これまで自分とは接点のなかったEightユーザーにコンタクトが可能になる(画面2)。

画面2:Eightユーザーの共通の知り合いを可視化する新機能を追加した(出典:Sansan)画面2:Eightユーザーの共通の知り合いを可視化する新機能を追加した(出典:Sansan)
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 「名刺情報をチーム内で管理することによって、見込み顧客へのアプローチや異動に伴う引き継ぎが容易になる。メンバー同士で顧客を紹介し合うことで、営業機会の幅を広げられる。チーム内で共有している名刺情報は、CSVデータとしてダウンロードすることで、メール配信や年賀状などの挨拶状送付時の宛名作成などに活用できる」(同社)。

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Sansan / 名刺管理 / 中堅・中小企業 / Eight

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