Yellowfin Japanは2021年12月6日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェア「Yellowfin 9.7」を発表した。現場の業務担当者が日々の意思決定に活用するオペレーショナルBIソフト「Yellowfin」の新版に相当する。新版では、自然言語で質問(データへの問い合わせ)をして答えを受け取る新機能「ガイド付きNLQ(Natural Language Query)」を搭載した。
Yellowfin Japanの「Yellowfin」は、現場の業務担当者向けのオペレーショナルBIソフトウェアである。Webアプリケーションとして動作する。RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)から生の業務データを抽出し、これをWebブラウザやモバイルアプリケーションから対話型で分析できる。
特徴は、誰でも簡単に使えるように画面の操作性に注力していることである。ウィザード画面では、抽出したいデータをドラッグ&ドロップするだけで、レポートを作成できる。作成したレポート画面のグラフや数値をクリックすれば、粒度をドリルダウンしていける。定点観測ダッシュボードも備える。
新版には、自然言語でデータに問い合わせて答えを受け取る新機能「ガイド付きNLQ(Natural Language Query)」が加わった。スキルレベルや専門知識の有無に関係なく、誰もが簡単な言葉で質問できるとしている。これにより例えば、「製品カテゴリ別の売り上げを表示し、今月の外れ値をハイライトする」といった処理を、簡単な言葉で実現できる(画面1)。
画面1:ガイド付きNLQの画面(出典:Yellowfin Japan) モバイルアプリケーションも強化した。レポートを、新しく追加したドリル、フィルタ、検索、共有機能を使って、デバイス間で閲覧できるようにした。ダッシュボードとプレゼンテーションには、「質問する」というウィジェットを追加した。ボタンをクリックしてデータに問い合わせられるようになった。さらに、ページ切り替え型のプレゼン資料を作成できるストーリー機能に、ガイド付きNLQを統合した。ストーリー作成中に自然言語クエリーで質問し、回答をストーリーに埋め込める。
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