SCSKは2021年12月17日、モバイル閉域網サービス「S-NICS SIM」の提供を開始したと発表した。オフィスやデータセンターへのリモートアクセス手段としてセキュアな閉域網を提供する。SCSKグループの各種サービスへの接続手段として、順次サービスの強化を図っていくとしている。販売目標として、今後5年間で4万回線の新規法人回線契約を掲げる。
SCSKの「S-NICS SIM」は、モバイル閉域網サービスである。インターネットを使わずに閉域網を介してオフィスやデータセンターにリモートアクセスできる。丸紅ネットワークソリューションズが運用するMVNO(仮想移動体通信事業者)のコアネットワークと閉域網で接続している(図1)。
図1:モバイル閉域網サービス「S-NICS SIM」および多要素認証サービスを組み合わせた「S-NICS SIM MFA Plus」の概要(出典:SCSK)拡大画像表示
インターネットやVPNを用いず、インターネットの脅威にさらされることのないセキュアなリモートアクセスを可能にする。外出先や在宅環境を問わず、モバイル閉域ネットワークを介してオフィス拠点と同様の社内LAN環境を構築できるようになる。
合わせて、イニシャル・ポイントの多要素認証サービス「JinCreek」を組み合わせた「S-NICS SIM MFA Plus」を提供する。多要素認証(SIM認証、デバイス認証、ユーザー認証)により、SIMの利便性を維持したまま、紛失盗難時のなりすましリスクを抑える。
今後は、S-NICS SIMをローカル5Gの用途でも利用できるようにする予定である。
SCSK / MVNO / 丸紅ネットワークソリューションズ / 閉域接続
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