[新製品・サービス]
東陽テクニカ、ビルド作業を分散並列処理で高速化するツール「Incredibuild」を販売
2022年2月8日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
東陽テクニカは2022年2月8日、イスラエルIncredibuild Softwareのビルド高速化ツール「Incredibuild」(インクレディビルド)を販売開始した。ビルド(アプリケーションのソースコードをコンパイル/リンクする作業)などの時間がかかるタスクを、分散並列処理技術によって短時間で終えられるようにする。
Incredibuildは、イスラエルIncredibuild Software(日本法人:インクレディビルドジャパン)が開発したビルドビルド高速化ツール「である。作業(ソースコードをコンパイル/リンクする作業)など、ソフトウェア開発において時間がかかるタスクを、分散並列処理技術によって高速化する。ローカルマシンだけでなく、ネットワーク上の他のマシンや仮想マシンにタスクを振り分け、並行処理させる(図1)。
図1:「Incredibuild」による並列処理の概要(出典:東陽テクニカ)拡大画像表示
各種の開発環境と連携し、ビルドだけでなく、コード解析、テスト、シミュレーションなどのマルチプロセスの処理を高速化する。例えば、7時間かかるビルドを30分に短縮できるようになるため、これまで夜間に始めて日を跨いでいたビルド(夜間ビルド)も、日中に実行して結果を確認できるようになる。リアルタイムのバグ修正も可能になる。
販売の背景として同社は、大規模で複雑なソフトウェアのビルドには数時間から数日を要するため、気軽にビルドやリビルドを実行できないことを挙げる。このことがソフトウェア開発のボトルネックになっている場合があるという。
Incredibuildの利用にあたり、ソースコードや開発プロセスの変更は不要である。インストールするだけで利用できる。社内開発環境のハードウェアやクラウドマシンの未使用CPUなどの空きリソースを有効に活用してタスクを実行する。
東陽テクニカ / Incredibuild / イスラエル
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



