デル・テクノロジーズは2022年3月4日、シンクライアント端末「OptiPlex 3000シンクライアント」を提供開始した。これまでWyseブランドで展開していたシンクライアント製品を、法人向けデスクトップPCのOptiPlexシリーズの1製品として提供する。OptiPlex 3000は、OptiPlexブランドで提供する最初のシンクライアント製品となる。価格はオープン。
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デル・テクノロジーズの「OptiPlex 3000シンクライアント」は、これまでWyseブランドで展開していたシンクライアント製品を、法人向けデスクトップPCのOptiPlexシリーズの1製品として提供する。OptiPlexブランドで提供する最初のシンクライアント製品となる(写真1)。
シンクライアントの利用目的に合わせて、「Dell ThinOS」「Dell Hybrid Client」(Ubuntu Linux 20.04ベース)「Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021」の3種類のOSから選択可能である。
ThinOSはシンクライアント専用OSで、Windowsなどの汎用OSと比べて起動時間が短い。専用OSであるため、セキュリティ面でもメリットがある。
一方、Dell Hybrid ClientとWindows 10 IoT Enterpriseは、シンクライアント(画面情報端末)としての使い方だけでなくローカル環境でWebブラウザを動作させられる。
筐体サイズは幅36×奥行178×高さ182mmで容量1.2ℓ。ファンレス設計で、静音性と耐久性を確保している。最大3台のディスプレイを4K解像度で利用できる。CPUはCeleronまたはPentiumクアッドコアプロセッサで、メモリーは最大16GB。無線LANはWi-Fi 6Eをサポートする。