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三井住友フィナンシャルグループ、Azureを優先的クラウド基盤として選択

2022年3月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は2022年3月9日、米マイクロソフトとクラウド分野における複数年にわたる戦略的提携を締結したと発表した。SMBCグループは、マルチクラウド戦略とハイブリッドクラウド戦略の中、クラウド基盤としてMicrosoft Azureを優先的に使うとしている。Azure Virtual Desktop、Azure Batch、Azure Kubernetes Servicesなどのサービスを活用し、自社IT環境のAzureへの移行を進めていく。

 三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は、米マイクロソフトとの間で、クラウド分野における複数年にわたる戦略的提携を締結した。SMBCグループは今後、マルチクラウド戦略とハイブリッドクラウド戦略の中、クラウド基盤としてMicrosoft Azureを優先的に使っていく。

 例えば、Azure Virtual Desktop(DaaS)、Azure Batch(バッチ処理)、Azure Kubernetes Services(コンテナ基盤)などを活用し、ITシステムのAzureへの移行を進めていく。また、これまでも活用してきた、Microsoft 365とMicrosoft Teamsによる組織横断的なコラボレーション環境を、今後も使っていく。

 なお、今回の提携では、SMBCグループの従業員のデジタルスキル向上にも取り組む。米Microsoftの全社的スキル向上の取り組みを活用し、SMBCグループ向けにクラウドとセキュリティ関連のトレーニングを拡大し、実践的なトレーニングを提供する。これにより、SMBCグループ全体の技術的専門知識の強化・拡大を支援する。

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