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インテック、Cohesity採用のクラウド型バックアップサービスを提供、ランサムウェア対策やBCPをアピール

2022年5月2日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

インテックは2022年4月26日、「クラウド型バックアップサービス」を刷新した。データバックアップシステムの構成要素として、新たにCohesity Japanのバックアップ管理ソフトウェア「Cohesity DataProtect」を採用し、ランサムウェア対策やバックアップデータ保管容量の削減など、今日のデータ保護ニーズに応えられるようにしている。

 インテックの「クラウド型バックアップサービス」は、業務システムのデータを、インテックのデータセンター(東京、富山)でバックアップするサービスである。遠隔地バックアップやBCP(事業継続計画)などの用途に向く。2012年から提供している。

 今回、バックアップの新たな要件を満たすため、バックアップシステムの構成要素として、Cohesity Japanのバックアップ管理ソフトウェア「Cohesity DataProtect」(画面1)がインストールされたのアプライアンスサーバーを採用した。これにより、ランサムウェア対策、バックアップデータ保管容量の削減、管理コンソールによる利便性向上など、現代のデータ保護ニーズに応えられるようにした。

画面1:バックアップ管理ソフトウェア「Cohesity DataProtect」の画面イメージ(出典:Cohesity Japan)
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 前回のバックアップからの差分データだけを転送する増分バックアップ機能とデータ重複排除機能によって、バックアップの転送データや保管容量を削減する。バックアップ対象サーバーにエージェントソフトウェアを導入できない環境に対しては、エージェントレス型のバックアップ機能も提供する。BCPのための遠隔地レプリケーション機能も提供する。

 バックアップ通信と保管データは暗号化する。保管データは、独自のアーキテクチャにより、書き換え不可能な状態(イミュータブル)で格納する。これにより、ランサムウェア攻撃から保護する。バックアップの通信経路には同社の「統合型閉域ネットワークサービス」を利用する。ユーザー専用の閉域ネットワークを介してデータを転送可能である。

 バックアップの操作/管理は、Web型の管理コンソールで行える。バックアップ対象となる複数のサーバーを一元的に管理しつつ、バックアップ/リストアの実行、スケジュールの設定、利用状況の確認など、同サービスの全操作が可能である。

 今後は、新たな機能を順次追加していく。例えば、システムバックアップ機能、AWS/AzureなどパブリッククラウドにおけるIaaS/PaaS/SaaS環境のバックアップ機能、バックアップデータの脆弱性診断やウイルス対策などのセキュリティ機能、バックアップデータのデータ解析機能、全文検索のデータ活用機能、などを標準またはオプションで提供する。

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