[市場動向]

クラスメソッド、ベトナムに合弁会社を設立、現地IT人材を育成しオフショア開発を強化

2022年5月11日(水)IT Leaders編集部

クラスメソッドは2022年5月10日、ベトナムのホーチミン市に合弁会社のClassmethod Vietnam(CMVN)を同年3月2日付けで設立したと発表した。CMVNを通じてベトナム国内でITエンジニアを採用・育成し、ソフトウェア開発事業やクラウドサービスに関するコンサルティング事業などのエンジニア体制を強化する。

 クラスメソッドは、ベトナムのホーチミン市に、合弁会社のClassmethod Vietnam(CMVN)を設立した。2022年3月2日付で設立した。クラスメソッドは、CMVNを通じてベトナム国内でITエンジニアを採用・育成し、ソフトウェア開発事業やクラウドサービスに関するコンサルティング事業などのエンジニア体制を強化する(図1)。

図1:クラスメソッドがベトナムのホーチミン市に設立したClassmethod Vietnam(CMVN)のロゴ(出典:クラスメソッド)図1:クラスメソッドがベトナムのホーチミン市に設立したClassmethod Vietnam(CMVN)のロゴ(出典:クラスメソッド)
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 クラスメソッドは以前から、ベトナム・ダナン市のSupremetechと連携し、モダンオフショア開発に取り組んできた。今回、現地人材の採用と育成を強化し、より安定した開発受注体制を作ることを目的に、SupremeTechとの合弁会社としてCMVNを設立した。

 モダンオフショア開発とは、海外の優秀なITエンジニアと対等な関係性でプロジェクトチームを組み、機能開発とテストを短期間で繰り返すアジャイル開発を行う開発体制のこと。プロジェクトの繁忙に合わせて人材リソースを柔軟に確保できるメリットがある。クラスメソッドは、CX事業本部グローバル事業部においてモダンオフショアを推進しており、直近1年では10プロジェクト、売上も2億円を超える規模に成長している。

 ベトナムではIT産業が急成長している。「国家戦略として、2030年までに150万人のIT人材を輩出することを目標に掲げている。IT関連の教育推進によって、情報工学系分野から毎年5万5000人の卒業生を送り出している。若い人材が多いことも特徴である」(同社)。

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