NECネッツエスアイは2022年6月30日、「ワークスタイルマネジメントサービス」を提供開始した。従業員の“働き方データ”を集約して業務状況を可視化/分析し、業務の効率化と生産性の向上につなげる。将来的には、データ分析結果を用いた業務改革提案や、ビジネス変革に向けたコンサルティングまでを視野に入れた事業展開を目指す。販売目標として、2023年度末までに累計100ユーザーを掲げる。
NECネッツエスアイの「ワークスタイルマネジメントサービス」は、従業員の“働き方データ”を集約して業務状況を可視化/分析し、業務の効率化と生産性の向上につなげるサービスである。将来的には、データ分析結果を用いた業務改革の提案や、ビジネス変革に向けたコンサルティングまでを視野に入れた事業展開を目指す(図1)。
拡大画像表示
同サービスは、オンプレミスの業務システムやクラウドサービスから、勤怠データや予定表データ、会議データなど、分散した複数の働き方データを集約して可視化し、共有する機能を提供する。多様なデータを分析対象にして、ユーザーが抱える根本的な課題や新たな課題を発見し、業務の効率化や生産性の向上につなげるとしている。
NECネッツエスアイは同サービスを通じて、業務課題解決に向けたコーディネートから、ツール導入による環境構築、運用サポート、運用定着化まで、ワンストップでサービスを提供する。「導入から運用定着化まで寄り添うことで、ユーザーのワークスタイル変革を実現する」(同社)としている。
「デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化・生産性向上を進めるためには、製品・サービスを導入するだけでは不十分である。煩雑化している業務プロセスや業務負荷の現状を把握し、生産性が低下している要因を突き止めたうえで、実態に沿った対策の立案や実行につなげていくことが不可欠である」(同社)。