日販テクシードは2022年7月6日、SIサービス「ハイブリッドAPI開発スターターパック」を発表した。IBM i(AS/400)とWebアプリケーションのAPI連携を支援する。「AWS上のWebアプリケーションから、IBM i上で稼働しているCOBOLのビジネスロジックを、バッチ処理ではなくリアリタイムなAPI連携によって活用したい」といった需要に応える。ミドルウェアとして、IBM iをAPIサーバーおよびAPIクライアントとして活用するためのツール「API-Bridge」(提供元:オムニサイエンス)を活用する。
日販テクシードの「ハイブリッドAPI開発スターターパック」は、IBM i(AS/400)とWebアプリケーションのAPI連携を支援するSIサービスである(図1)。「AWS上のWebアプリケーションから、IBM i上で稼働しているCOBOLのビジネスロジックを、バッチ処理ではなくリアリタイムなAPI連携によって活用したい」といった需要に応える。
図1:「ハイブリッドAPI開発スターターパック」の概要(出典:日販テクシード)拡大画像表示
ミドルウェアとして、IBM iをAPIサーバーおよびAPIクライアントとして活用できるようにするツール「API-Bridge」(提供元:オムニサイエンス)を活用する(図2)。これにより、クラウド上のWebアプリケーションからIBM i上のビジネスロジックをリアルタイムに活用したり、反対にIBM i上のアプリケーションからクラウド上のWebアプリケーションの機能をリアルタイムに活用したりできるようになる。
図2:IBM i向けのAPI連携ツール「API-Bridge」の概要(出典:日販テクシード)拡大画像表示
サービス提供の背景として同社は、多くのユーザーが現在もIBM i(AS/400)を基幹システムとして利用していることを挙げる。「IBM iの業務アプリケーションやデータベースを継続的に利用し続けながらも、新規にフロントエンドのアプリケーションをAWSなどのクラウド環境に構築し、AWSとIBM iをリアルタイムに連携させたいというニーズが高まっている」(同社)。
ハイブリッドAPI開発スターターパックでは、基本メニューとして、以下の3つのサービスを提供する。
- API-Bridgeの利用環境をAWS上に構築する
- サンプルAPI(CL、RPG、SQLを1本ずつ)を設定し、APIの疎通を確認し、利用方法をレクチャーする
- AWS上にサンプルWebアプリケーション(選択可)を構築し、性能検証用プログラム(PCで稼働するPythonモジュール)を導入する
特徴として、パブリッククラウドサービスのAWSを利用することで、スモールスタートを図ることができる。クラウドの活用スキルやWebアプリケーションの開発スキルを自社内で調達できない場合も、スターターパックでカバー可能としている。サンプルAPIの設定が基本メニューに入っていることから、新規でAPIを設定する際に参考にできる。本番業務を想定したAPIの設計・設定についても、オプションで継続支援を依頼可能である。
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