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IIJ、「ラボ型PoC」でIoT事業の立ち上げと環境構築を支援、AzureのPaaSを活用

2022年7月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2022年7月20日、コンサルティング/SIサービス「IIJ PaaS活用ソリューション with Microsoft Azure」を提供開始した。IoTビジネスの立ち上げを検討している企業に向けて、課題の抽出・整理、PoC環境の整備、検証までを実施する。Microsoft AzureのPaaS機能を活用し、IIJのエンジニアが主体となる「ラボ型PoC」において支援する。料金(税別)は2カ月で50万円(Azureライセンス費用などは別途必要)。

 IIJの「IIJ PaaS活用ソリューション with Microsoft Azure」は、IoTビジネスの立ち上げを検討している企業に向けて、課題の抽出・整理、PoC環境の整備、検証までを実施するコンサルティング/SIサービスである。Microsoft AzureのPaaS機能を活用し、IIJのエンジニアが主体となる「ラボ型PoC」において支援する(図1)。

図1:PoCの体制として、IIJのエンジニアが主体となる「ラボ型PoC」を採用した(出典:インターネットイニシアティブ)

 AzureのPaaS機能を組み合わせることで、開発コストを抑え、検証から導入までの期間を短縮する。AzureのPaaSにより、大量かつリアルタイムのデータ処理や現場機器との双方向通信など、IoTシステムに必要な機能を容易に検証できるとしている。

 特徴となるラボ型PoCでは、IIJが主導で検証テーマの選定と実行計画の策定、さらにPoC環境の構築・検証・評価を実施。IoTビジネスの実現性を、IIJの専門チームが技術的な観点から検証する。

 IIJは、IoTビジネスの立ち上げで重要なポイントとして、技術的な実現可否を素早くクリアにすることを挙げる。「しかし、一般的なPoCでは、評価すべきポイントを整理し、計画を策定し、体制を構築し、検証と評価を進めることから、実現可否が分かるまでに時間がかかってしまう」(同社)ことから、今回のサービスの提供に至った。

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IIJ / ITコンサルティング / SI / Azure / PaaS

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