パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は2022年8月2日、コンサルティング/SIサービス「人事DX推進サービス」を提供開始した。人事領域のBPRやRPAによる業務自動化、HRテックなど人事・人材管理の業務プロセスを再構築するコンサルティングに加え、人事/ERPアプリケーションの選定・導入支援を行う。
パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)の「人事DX推進サービス」は、人事・人材管理を総合的に支援するコンサルティング/SIサービスである。人事領域のBPR(業務整理、BPO、制度設計など)や、RPAによる業務自動化支援、HRテックの導入支援などのコンサルティングに加え、人事/ERPシステムの選定と導入支援、データ取得後の活用提案、実行支援までを提供する(図1)。
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背景として同社は、日本企業の多くで人事領域のERPの活用が進んでおらず、給与計算や労務管理などのオペレーションの活用にとどまっているという現状を指摘する。ERPシステムで収集したデータを戦略人事や経営戦略につなげられず、その価値を見出せていないことが課題だとしている。
「業務を標準機能に合わせるアプローチで、システムと業務が合わない問題を解決する。人事制度や業務プロセスを見直すことで、システムの導入効果を高め、業務の効率化を実現する」(同社)。また、複数のベンダーとの協業の下、パーソルP&T社内で検証済みの製品・技術(ERP、AI、BIなど)をユーザー企業に提案するとしている。