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クロスキャット、レガシーマイグレーション支援を強化、API自動生成ツール「OpenLegacy HUB」を利用

2022年8月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

クロスキャットは2022年8月17日、レガシーシステムのマイグレーション支援サービスを強化すると発表した。具体的には、レガシーシステム用にAPIを生成するツール「OpenLegacy HUB」を提供するオープンレガシージャパンと協業する。クロスキャットが蓄積してきたメインフレーム(富士通、IBM、日立製作所)の知見とOpenLegacy HUBを組み合わせてマイグレーションを支援する。

 クロスキャットは、レガシーシステムのマイグレーション支援サービスを強化する。具体的には、レガシーシステム用にAPIを生成するツール「OpenLegacy HUB」を提供するオープンレガシージャパンと協業する。クロスキャットが蓄積してきたメインフレーム(富士通、IBM、日立製作所)の知見とOpenLegacy HUBを組み合わせてマイグレーションを支援する(図1)。

図1:OpenLegacy HUBを用いたマイグレーションサービスのイメージ。富士通製メインフレームの場合(出典:クロスキャット)
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 マイグレーションに利用するOpenLegacy HUBは、メインフレーム用にAPIを生成するツールである。クラウド上で利用しやすいように、マイクロサービス化したAPIを生成する。オープンシステムからは、こうして作成したAPIを介してメインフレームの機能にアクセス可能である。

 APIは、レガシーシステムのソースコードに変更を加えることなく、ノーコード/ローコードで生成可能である。各種レガシーシステムへの接続を簡素化するコネクタを標準で装備しており、レガシーシステムのアプリケーションを業務単位で呼び出すRPC(リモートプロシージャコール)を自動で生成する。従来の開発手法と比べて開発期間を約10分の1に短縮可能としている。

 「レガシーシステムをオープンシステムへとマイグレーションする需要が高まっている。マイグレーションのための有効な手段として、レガシーシステムとオープンシステムを接続するAPIへの関心が非常に高まってきている」(クロスキャット)。

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