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2022年8月19日(金)IT Leaders編集部

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　レザボア・コンサルティングとメタデータは、AIシステム構築で業務提携した。レザボア・コンサルティングのコンサルティング/SIと、メタデータのテキスト分析や高速マッチング技術を掛け合わせて提供する。既存システムへのAI機能の組み込み、UI構築、日々更新するデータの学習・推論サイクルの構築などについて、コンサルティングからシステム構築までをワンストップで提供する。

　レザボア・コンサルティングは、独自のアジャイル型開発手法「Reservoir Way」を用いてシステムを構築する。数十のプロジェクト経験を通して培った開発ノウハウを体系化したもの。実際の成果物に近いプロトタイプを用い、機能単位に要件定義、基本設計、詳細設計・開発を一体として、スプリントを繰り返し実施する。ユーザーとの認識の齟齬を抑えながら、無駄・無理のない工程でシステム構築・導入を実現するとしている。

　メタデータは、テキスト分析の「AIポジショニングマップMr.DATA」とAIマッチングサービスの「xTech」を有している。AIポジショニングマップMr.DATAでは、顧客の声、ソーシャルメディア、営業日報などの自然文テキストデータをAIを用いて分類し定量的に評価する。類似検索、ポジショニングマップ描画、相関グラフ描画などを用い、経営判断の材料となる新仮説や知識を発見する。

　xTechは、2つのグループに要素が多数あるときに、これらの適したマッチングを高速で行う。人材と企業、プロジェクトのマッチング、購買実績に基づいて有望な見込み客を多数発見するB2Cマーケティングなどで実績がある。

　また、メタデータは、AIシステム構築のためのAPI群を多数提供する。性格診断API、感情解析API、高精度ネガポジAPI、意味カテゴリAPI、NG判定API、ディープラーニング（深層学習）によって日本語、中国語の文脈を把握して用語の代案を提示する連想語・関連語API、個人情報をベタ書きテキスト中から抽出し、日付時刻や場所、価格情報のメタデータを抽出して他の情報源、データセットと紐づける5W1H抽出APIなどである。