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TIS、UNIXで稼働するOpen COBOLをJavaにリライトして移行する「Xenlon~神龍 Lite」

2022年8月24日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISは2022年8月24日、Open COBOLモダナイゼーションサービス「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス Lite」(Xenlon~神龍 Lite)を発表した。UNIXサーバー上で稼働しているOpen COBOLベースの基幹システムをJavaにリライトして移行するSIサービスである。

 TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス Lite」(Xenlon~神龍 Lite)は、UNIXサーバー上で稼働しているOpen COBOLベースの基幹システムをJavaにリライトして移行するSIサービスである(表1)。Open COBOLで稼働するシステムのアセスメント(評価)とマイグレーション(移行)、マイグレーション後のエンハンスメント(最新の技術を活用したシステムの改善)まで支援する。

表1:「Xenlon~神龍 Lite」のアセスメントメニュー(出典:TIS)
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 同社はこれまで、メインフレームのCOBOLやPL/IをJavaにリライトする「Xenlon~神龍モダナイゼーションサービス」を提供してきた(関連記事TIS、メインフレームの旧式システムをオープン環境に移行して近代化するサービスをメニュー化)。今回、UNIXサーバーのOpen COBOLについてもマイグレーションの需要が高いと判断し、Lite版として製品化した。

 主要サービスの1つ、アセスメントサービスでは、現行のソースを分析し、ソースの一部を実際にJavaに変換し、リライトの適合性と移行資産範囲を特定する。こうして、移行方針(アーキテクチャデザインや製品活用)を立案する。アセスメントにおいて、選定した一部機能を変換ツールでJava化した上で、プロトタイプ環境で実際に「動くアプリケーション」として事前検証を実施することも可能である。

 もう1つの主要サービス、マイグレーションサービスでは、TISのリライトツール「Xenlon~神龍 Migrator」と移行ノウハウを活用してOpen COBOLをJavaにリライトし、実際にオープン環境に移行する。TISは「業務ロジックは100%自動変換する」と変換率の高さをアピールしている。処理性能についても、旧システムと同等以上を実現するとしている。

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TIS / レガシーマイグレーション / COBOL / Java

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