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NTTデータNJK、AI-OCR新版「FormOCR v.8.0」、認識結果チェック機能を強化

2022年8月29日(月)IT Leaders編集部

NTTデータNJKは2022年8月26日、AI-OCRソフトウェア「FormOCR」の新版「同v.8.0」を販売開始した。従来型OCRとAI-OCRのハイブリッド型製品で、新版では、認識精度や認識結果のデータチェックなどの機能を強化したほか、使い放題の定額プランを追加した。Windows 10/11上で動作する。価格(税込み)は基本パッケージが66万円で、保守料が年額9万9000円。AI-OCR機能はオプションで提供する。

 NTTデータNJKの「FormOCR」は、AI-OCRソフトウェアである。印刷帳票から活字や手書きの文字を読み取り、電子データ化する。特徴は、従来型OCRエンジンとAI-OCRエンジンのハイブリッド型で動作すること。AI-OCRエンジン「AI自由手書きオプション」を使うと、自由なフォーマットで書かれた手書き文字を読み取れる(図1)。

図1:認識結果の正しさを担保する強化機能の概要。認識結果のデータが正しいかどうかをチェックする機能を追加したほか、よくある誤読への対策として、枠単位で認識結果文字列を置換できるようにした(出典:NTTデータNJK)

 新版では、認識結果のデータチェック機能の強化を図っている。認識結果(手動の訂正結果含む)に対して論理チェックを行い、範囲外であればエラーを表示する。例えば、「文字数が一致しているか」をチェック可能である。また、よくある誤読(ヌイカとスイカなど)への対策として、枠単位で認識結果文字列を置換できるようにした。

 AI-OCRエンジンも機能強化し、文字枠のないフリーピッチ手書き文字の認識精度が向上している。特に、氏名、住所、郵便番号、電話番号、日付、金額、数量項目の認識精度を高めた。また、項目単位だけでなく、項目内の桁単位で文字種を指定できるようにした。例えば、ID番号の項目において、「最初の2ケタは英字、3ケタ目以降は数字」といった指定が可能になった。

 また、課金体系も見直し、使い放題の定額プランを追加している。1カ月に約2400枚以上利用する場合は、従量プランよりも定額プランのほうが安くなる。

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