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EGセキュアソリューションズ、クラウド型WAF「SiteGuard Cloud Edition」を提供

ゲートウェイ型/ホスト型/クラウド型の3形態から選択可能に

2022年9月5日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

EGセキュアソリューションズは2022年9月5日、クラウド型WAF「SiteGuard Cloud Edition」を発表した。同年9月30日から提供する。同製品が加わり、WAFソフトウェア「SiteGuardシリーズ」のラインアップは、ゲートウェイ(プロキシ)型/ホスト型/クラウド(SaaS)型の3種類になった。SaaS版は、DNSの設定を書き換えるだけで利用を始められる。

 EGセキュアソリューションズの「SiteGuard Cloud Edition」は、クラウド型のWAF(Webアプリケーションファイアウォール)である。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどWebアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を検知し、これらの攻撃からWebアプリケーションを保護する。攻撃手法のパターンをデータベース化したシグネチャを用いて不正な攻撃を検出する(図1)。

図1:クラウド型WAF「SiteGuard Cloud Edition」の概要(出典:EGセキュアソリューションズ)

 WAFゲートウェイをSaaS型で提供する。Webサイトへのアクセスをクラウド上のWAFが仲介するかたちで動作する。サーバーなどを用意することなく、DNSの設定を書き換えるだけで利用を始められる。

 日々の運用は、EGセキュアソリューションズのエンジニアが伴走するマネージド型で支援する。各種問い合わせや相談、WAFによる誤検知発生時の対応、チューニングの依頼などは専用フォーム経由で行える。プランは、定額分の通信量(400GB~20TB)や登録可能な最大サイト数(10~100サイト)に応じて4種類から選択できる(表1)。

表1:クラウド型WAF「SiteGuard Cloud Edition」のプラン(価格は税別)(出典:EGセキュアソリューションズ)

 SiteGuardには、今回発表したSaaS版(Cloud Edition)以外にも、SaaS同様のゲートウェイ(プロキシ)機能がオンプレミス環境で動作するソフトウェア版「Proxy Edition」と、WAF機能をWebサーバーの機能拡張モジュールとして実装したホスト型の「Server Edition」がある(関連記事JP-Secure、ホスト型WAF「SiteGuard Server Edition」新版、Cookie保護を強化)。

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