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ピクスタ、人物検知AI作成のための「俯瞰人物写真」の学習用データセットを販売

アノテーション付きの俯瞰画像1000点で16万5000円

2022年9月12日(月)IT Leaders編集部

デジタル画像提供サービスを運営するピクスタ(本社:東京都渋谷区)は2022年9月6日、AI学習用データセット「俯瞰人物画像素材1,000点セット」を発表した。人物検知などのAIモデルをマシンラーニング(機械学習)で作成する用途に使える。価格(税込)は、俯瞰人物1000点で、アノテーション付きが16万5000円、アノテーションなしが9万9000円となっている。

 ピクスタの「俯瞰人物画像素材1,000点セット」は、人物検出AIモデルを作成するための学習用データセットである。アノテーション(画像データを教師データとして使えるように、画像に必要な情報をタグとして付与すること)の有無によって、2パターンのデータセットを用意している(写真1)。

写真1:アノテーションありのデータセット例(出典:ピクスタ)
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 画像は、人物を俯瞰で撮影した写真を前提に、下記の条件を満たすものを提供する。

  • 日本人
  • 1人~複数人
  • 子どもからシニアまで幅広い年齢層の男女
  • 高いところから見下ろしている画角(斜め/真上など)
  • 全身が中心。上半身だけのものも含む

 データセットは1000点の画像を含むが、より多い画像も用意可能である。既成データは、アノテーションの方法として、人物全身にバウンディングボックスを付与する。アノテーションデータは、CSV形式で提供する。別の形式でも出力するなどカスタマイズも可能である。

 ピクスタはサービス提供の背景について、コロナ禍を経て、非接触・非対面で店舗や施設を管理するために現場の遠隔監視を目的としたクラウドカメラの利用が増加していることを挙げる。「混雑状況や来店者の顧客分析で使う遠隔監視カメラには、人物を高い精度で検知することが求められる。また、人物の往来を妨げないように頭上にカメラを設置するケースが多く、人物を俯瞰で見た画像データが必要になる」(同社)。

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ピクスタ / 画像認識 / マシンラーニング

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