インターコムは2022年9月14日、クラウド型文書管理/ファイル転送サービス「Final Document」を発表した。同年9月26日から提供する。文書管理サーバーとファイル共有/転送の両機能を提供する。価格(税別)は1ライセンス月額750円(最小構成5ライセンス)から。
インターコムの「Final Document」は、文書管理とファイル転送の2つの機能をカバーするクラウドサービスである。社内で文書を共有しながら文書を取引先に転送する、あるいは取引先から受け取った文書を社内で管理する、といった運用が可能である。各種の文書をペーパーレスで一元管理できる(画面1)。
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取引先との間で、サイズ10GB(契約ストレージ容量およびその空き容量による)までのファイルを転送できる。見積書やサービス資料などの一般的な文書以外に、写真や動画、デザインデータ、アプリケーションなどの各種の大容量データを扱える。
製品提供の背景として、インターコムは、電子帳簿保存法の改正などにより、企業のペーパーレス化が加速していることを挙げる。
「企業内文書のペーパーレス化によって、必要な資料をすぐに見つけられる、オフィスや自宅など場所を選ばずに利用できるなどのメリットが生まれる。一方で、マルウェア対策で添付ファイル付きメールの使用を禁止する企業も増えている。ファイル転送サービスはメールを代替可能だが、無料のファイル転送サービスはセキュリティの観点から導入できない企業もある」(同社)。