さくら情報システムは2022年10月19日、「IT事業者向けプロジェクト採算管理ERPソリューション」を発表した。IT事業者のプロジェクト採算管理に特化したERPソフトウェアである。導入から保守までワンストップで対応する。ベースとして、キーウェアソリューションズの「プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫」を使う。販売目標は、今後5年間で10社以上。
さくら情報システムの「IT事業者向けプロジェクト採算管理ERPソリューション」は、IT事業者のプロジェクト採算管理に特化したERPソフトウェアである(図1)。導入サービスから保守サービスまでワンストップで対応する。ソフトウェアのベースとして、キーウェアソリューションズの「プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫」(以下、IT事業者向けテンプレート)を使う。
図1:「IT事業者向けプロジェクト採算管理ERPソリューション」の概要(出典:さくら情報システム)拡大画像表示
ベースとなるIT事業者向けテンプレートは、NTTデータ・ビズインテグラルのERPパッケージ「Biz∫」をベースに、IT事業者やプロジェクト受託型ビジネスをしている事業者の要件を満たすために開発した、業界特化型テンプレートである。プロジェクト採算管理や損益管理、要員管理、外注先とのEDI取引などの機能を備え、派遣法や下請法などの各種法令もカバーする。
さくら情報システムは、会計システム領域のシステム構築ノウハウとIT事業者向けテンプレートを組み合わせてサービスを提供する。販売・購買業務から採算管理までカバーする基幹システムを構築し、業務の効率化、適切なプロジェクト別採算管理を支援する。これによりプロジェクト管理者は、いつでも必要なときに採算情報を把握できるようになる。パッケージは無料でバージョンアップを受けられるため、法的要件に対して迅速に対応可能である。
「IT業界にとって社内システムは優先順位が低く、複雑化・老朽化しやすい。また、採算管理の面では、プロジェクトの採算予測が十分でなく、収益の悪化を招くこともある」(同社)。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



