[事例ニュース]

塩尻市役所、職員の個人スマホを用いたクラウド電話/PBXを検証

Webex CallingとPHONE APPLI PEOPLEで構築

2022年10月25日(火)IT Leaders編集部

長野県塩尻市役所は、クラウド電話システムの実証実験を行った。外出先や自宅からでもBYOD(個人所有デバイスの業務利用)のスマートフォンから電話を使えるようにするシステムを構築し、庁舎内と同様の音声コミュニケーションや品質、操作性、セキュリティを検証した。構築を担当したネットワンシステムズが2022年10月24日に発表した。

 塩尻市役所は、クラウド電話システムの実証実験を行った。外出先や自宅からでもBYOD(個人所有デバイスの業務利用)のスマートフォンから電話を使えるようにするシステムを構築し、庁舎内と同様の音声コミュニケーションや品質、操作性、セキュリティを検証した。2022年7月~同年8月の期間で、塩尻市役所の職員20人が参加した(図1)。

図1:塩尻市役所が実施した実証実験の概要(出典:ネットワンシステムズ)
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 実験の結果、庁舎内と同様の音声コミュニケーションを実現できることとと、品質や操作性による利用者への負担やセキュリティ低下の懸念がないことを確認した。

 クラウド電話システムは、シスコシステムズのクラウドPBX「Webex Calling」と、Phone AppliのクラウドWeb電話帳/顧客管理ポータル「PHONE APPLI PEOPLE」を組み合わせて構築した。

 Web電話帳に登録した職員や外部の連絡先情報を基にWebex Callingで発信/着信する。着信時は発信者情報を表示し、働く場所を問わず職員の個人所有のスマートフォンで音声コミュニケーションを行う。

 検証項目として、BYODのスマートフォンや庁内の外部接続系ノートPCから音声コミュニケーションを円滑に行えるかどうか、内線・外線の音声通話機能が使えるか、Web電話帳を使った職員検索による発信と着信時の名前表示が行えるかなどを確認した。

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