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パイオニア、2007年から利用する「COMPANY」を現行バージョンに移行、給与計算の時間が半減

2023年1月25日(水)IT Leaders編集部

パイオニアは、2007年から利用している統合人事システム「COMPANY」を現行バージョンに移行した。これにより、3000人分の給与自動計算処理に要する時間が約半分になり、UIの刷新で従業員から操作の問い合わせが減って人事部門の業務効率化を図っている。COMPANYを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が2023年1月24日に発表した。

 パイオニアは、2007年から利用している統合人事システム「COMPANY」を現行バージョンに移行した(画面1)。これにより、3000人分の給与自動計算処理に要する時間が約50%減った。また、UIの刷新により、人事・給与計算業務や各種届出処理において操作性が向上。従業員からの操作に関する問い合わせが減ったことや業務処理の簡素化から、人事部門の業務効率化につながった。

画面1:「COMPANY」の画面イメージ(出典:Works Human Intelligence)
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 今後、タレントマネジメントシステム「COMPANY Talent Management」を利用し、蓄積した人事情報の活用、公開、適正配置などを推進する計画。そのために、タレントマネジメントを行う専任チームを同社内に立ち上げている。

 「従業員のエンゲージメントを高めて自律的成長を促すためには、上司部下のコミュニケーションが重要と考えている。そのためには、対面やオンラインでの会話だけでなく勤務状況の把握も必要になる。今後は、従業員の勤務状況を一目で確認できる就労ポータルにおいて、閲覧できる情報の拡張や見やすさの改善に取り組む」(パイオニア)

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