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[新製品・サービス]

BIPROGY、OKRと1on1を用いた従業員/組織の目標管理SaaS「WAKUAS」を販売

組織変革に取り組む金融機関にコンサルティングサポートを提供

2023年2月8日(水)IT Leaders編集部

BIPROGYは2023年2月6日、金融機関向けクラウド型目標管理サービス「WAKUAS(ワクアス)」(開発元:アジャイルHR)を販売すると発表した。目標管理手法の「OKR」と「1on1」を用いて個人と組織のパフォーマンスマネジメントを支援するSaaSである。BIPROGYはアジャイルHRと共に、目標管理の運用まで伴走するコンサルティングサポート体制で、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める金融機関の組織変革を支援していくとしている。

 BIPROGYの「WAKUAS」は、パフォーマンスマネジメント領域のコンサルティング会社であるアジャイルHRが開発したクラウド型目標管理サービス。主に組織変革に取り組む金融機関に向けて販売する。目標管理手法「OKR(Objectives and Key Results(目標と成果指標)」(図1)と「1on1」を用いて、企業、チーム、個人が同じ目標に取り組む手法で個人と組織のパフォーマンスマネジメントを支援する。

図1:独自の目標管理手法「OKR」を取り入れた目標管理サービス「WAKUAS」の概要(出典:BIPROGY)
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 OKRでは、目標とその達成度を測る主要な成果を設定し、企業やチーム、個人が、同じ重要課題に取り組めるようにする。各個人が主体的に目標を設定し、設定した目標を組織全体で共有することで、各目標に対する貢献を個人一人ひとりが実感しやすくなるという。また、振り返りを頻繁に行い、軌道修正をしやすくする。目標達成のためのアイデアを出しやすく、チームワークの向上につながり、結果的に生産性が向上する。

 WAKUASは、OKR機能(目標設定、目標の公開、各目標同士の関連性の表示)、1on1機能(1on1リクエスト、1on1結果の登録・公開、登録内容に対するコメント)、コンディションチェック機能(日々のコンディションを色で表現し公開)を提供する(画面1)。

画面1:WAKUASの画面(出典:BIPROGY)
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 WAKUASを販売する背景についてBIPROGYは、「従業員自らアクションを起こせる組織作りが業務改善には不可欠である。従来のピラミッド型組織構造や、上から下に流れる一方通行な目標設定ではなく、従業員の自主性・創造性を引き出せる組織管理と目標管理手法が必要である」と説明。従来の目標管理手法にある課題として以下を挙げている。

「上からの指示によって設定した受動的な目標となりやすい」
「個人と組織の目標の関連性が不透明でベクトルを合わせにくい」
「振り返りの頻度が少なく、目標の軌道修正が難しい」

 BIPROGYは、「特に金融機関においては目標管理構造が確立されているため、横のつながりを意識した組織マネジメントやアジャイル型の目標管理が難しい」として、アジャイルHRと共に、目標管理の運用まで伴走するコンサルティングサポート体制で、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める金融機関の組織変革を支援していくとしている。

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